“Rocky”

最初のコードはB♭add9。

和音の内訳はシ♭、レ、ファ、ド。(度数で言うと1.3.5.9)

多分直也さんは、低い弦の方から

シ♭、ファ、シ♭、ド、レ(1.5.1.9.3)という順で鳴るコードの押さえ方をしてる(6弦はミュートかな)。一方俺は、5,6弦ミュートで、4弦からシ♭、レ、ファ、ド(1.3.5.9)な押さえ方。なんの話かって、同じコードでも押さえ方(=音の重ね方)は無限にあるっていうことと、ギターが2人いるような時はこういう事をすることが多いという事。例えば”ゆず”。2人ともギター弾く曲の時、岩沢さんだけカポタストを付けて同じコードでも鳴り方が違うようにしてたりするよね。ねー。あるある。

というのがありつつ、俺が本当に言いたいのは違くて(違うんかい)。(1.3.5.9)の押さえ方は本来嫌いです。ということ。〇〇add9といえば(1.5.1.9.3)だろって思う。直也さんの押さえ方の方ね。なのになぜ、人生最初のフルアルバムの最後の曲の最初のコードをその押さえ方で弾いてるのか。答えは簡単。わからない。

そう、わからないのである。なぜ嫌いな押さえ方を選んだのかも覚えてない。嫌いなボイシングなのになぜ今やこんなに俺の耳にはかっこよく響くのかも謎である。わからないのである。ウケ。音楽はこれなのだ。

この曲の制作の直前、メンバーは全員ボヘミアンラプソディを観ていた。「Rock」をやりたいよね、ギターを歪ませたいよね、そういうグルーヴから始まった曲。結果、Blueglueらしい「Rock」になった。全員良いヤツだから、「Rock」というには少しマイルドな気もするけど、俺らなりに「Rock」っぽい音を出せたつもり。うむ、『Rocky』だな、と思う。俺の大好きな奴らが各々好きな音を出して『俺らをぶっ飛ばしにいこうぜ』って言う。それは俺らなりの最大限で最上級の「Rock」。誰にも何も言わせない。これが俺たちの「Rock」。俺たちはロックバンド。別の場所かもしれない、けどこれからもきっといつかどこかで全員ロックをし続ける。信じ続けている。

We will Rock you.

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